司法書士の合格を目指し通信講座を受講するため、LECとTACの司法書士講座について、どっちの方が合格可能性が高いのか、どっちがおすすめなのか迷っている人も多いのではないでしょうか。
本記事では、LECとTACの司法書士講座を比較します。
LECとTAC司法書士講座の料金費用を比較
| 項目 | LEC | TAC |
|---|---|---|
| 受講料(通信) | 約538,000円〜632,000円 | 約473,000円から605,000円 |
| 教材費 | 別途38,000円が必要 | 受講料に含まれる |
| 早期割引 | 最大5万円オフ | 最大6.6万円オフ |
| 詳細 | →LEC公式サイト | TAC公式サイト |
料金面を比較すると、圧倒的にTACの方が良いと言えます。
TACは受講料の中に全てのテキスト代が含まれているため、後から追加で費用が発生する心配がありません。
一方でLECは受講料とは別に数万円のテキスト代が必要になるため、トータルコストは高くなる傾向にあります。
ただし、LECは受講料そのものが高めに設定されていますが、その分質の高い紙媒体のテキストが提供される仕組みです。
少しでも安く始めたい、予算が限られている社会人なら「TAC」を選ぶのが正解です。
LECとTACの司法書士講座のカリキュラムを比較
| 項目 | LEC | TAC |
|---|---|---|
| メインコース | 15ヶ月合格コース | 山本オートマチック |
| 全日制講座の有無 | あり(学習に専念できる) | なし |
| 講義のボリューム | インプット重視で網羅性が高い | 合格に必要な範囲を最速で習得 |
| 学習専念者向けプラン | 充実した全日制カリキュラム | 効率重視の社会人向けプラン |
| 公式サイト | LEC公式サイト | TAC公式サイト |
学習に専念できる環境があり、1年で一気に片を付けたいという人にはLECがおすすめです。
LECには全日制講座という圧倒的な分量のインプットをこなすコースがあり、学習専念者にとってはこの上ない環境です。
一方で、仕事と両立しながら効率よく学びたいならTACがおすすめです。
全日制講座はLEC独自の強みであり、短期集中でプロを目指す道筋が確立されています。
TACは山本講師のオートマチックシステムに代表されるように、無駄を徹底的に排除した合理的なカリキュラムが特徴です。
網羅性を重視してじっくり学びたいなら「LEC」、最小限の努力で合格を勝ち取りたいなら「TAC」を選ぶのが賢い選択となります。
LECとTAC司法書士講座のテキストを比較
| 項目 | LEC | TAC |
|---|---|---|
| 使用テキスト | ブレークスルー | オートマチックシステム |
| テキストの性質 | 情報量が極めて多く網羅的 | 口語体で読み物として分かりやすい |
| 図解・表の多さ | 整理された図表が豊富 | 理解を促す具体例が中心 |
| テキスト単体での通読性 | 講義の補助としての役割が強い | 独学でも読み進められるほど平易 |
| 公式サイト | LEC公式サイト | TAC公式サイト |
テキストの質と使い勝手を比較すると、初学者への入り込みやすさという点では「TAC」が良いと言えます。
TACのオートマチックシステムは山本講師による書き下ろしで、読み物として非常に面白く、法律の初心者でも挫折しにくい工夫が凝らされています。
また、TACは講義を聴かなくても理解できるレベルで作り込まれているのが特徴です。
LECのブレークスルーは、圧倒的な情報量を誇ります。情報が網羅されている反面、自分なりに重要度を整理してカスタマイズしていく作業が必要になります。
法律の知識が全くない状態からスタートし、まずは全体像を楽しく理解したいユーザーはTACのテキストが最適です。
逆に、試験に出るあらゆる論点を一冊に集約しておきたいと考えるなら「LEC」が向いています。
LECとTAC司法書士講座の学習ツールを比較
| 項目 | LEC | TAC |
|---|---|---|
| スマホ学習 | 1回15分のユニット学習が充実 | Webフォローが中心 |
| 自習室の利用 | 全国の提携校舎を利用可能 | 全国のTAC校舎が利用可能 |
| オンラインツール | スマホ専用のインプット・ アウトプット講座 | オンライン自習室Herazika |
| スキマ時間活用の特化度 | 非常に高く、隙間時間のみで完結可能 | 講義の復習補助としての位置付け |
| 公式サイト | LEC公式サイト | TAC公式サイト |
学習ツールの充実度で比較すると、忙しい社会人には「LEC」に軍配が上がります。
LECのスマホ専用講座は、1回15分という短いユニットで講義が完結するように設計されており、通勤時間や休憩時間だけでインプットを済ませることが可能です。
スキマ時間活用度合いでは、LECはスマホ一台で問題演習から講義視聴まで完結できる仕組みがTACよりも洗練されています。
TACもオンライン自習室の提供など、学習習慣を維持するためのサポートは充実していますが、モバイル端末での学習効率という面ではLECが一歩リードしています。
まとまった勉強時間が確保しにくい、移動時間を最大限に活用したいなら「LEC」のツール群は強力な味方になります。
机に向かってじっくり腰を据えて勉強できる環境がある人なら、どちらを選んでも満足度は高いはずです。
LECとTAC司法書士講座のアフター・フォローを比較
| 項目 | LEC | TAC |
|---|---|---|
| 質問制度 | 教えてチューター(回数制限なし) | 質問メール(回数制限あり) |
| 就職・転職支援 | プロキャリアによる事務所紹介 | 特になし |
| 実務家との交流 | 合同説明会や懇親会が活発 | オンラインでの個別相談 |
| 司法書士事務所への就職斡旋 | プロのコンサルタントが 徹底サポート | なし |
| 公式サイト | LEC公式サイト | TAC公式サイト |
合格後を見据えたアフター・フォローを重視するなら、間違いなく「LEC」一択です。
LECには人材サービス部門のプロキャリアがあり、試験合格後の事務所選びや転職活動を無料でバックアップしてくれる体制が整っています。
司法書士事務所への就職斡旋は、実務経験がない合格者にとって非常に心強いLECのサービスです。
TACのアフター・フォローは、受講期間中の学習相談や質問対応に重点を置いており、合格後の就職まで直接的にサポートする仕組みは乏しいのが現状です。
資格を取って終わりではなく、すぐに実務の世界へ飛び込みたい、あるいは業界に精通したプロのアドバイスを受けながらキャリアを築きたいというユーザーは「LEC」一択です。
LECとTACの司法書士講座の合格率・合格実績を比較
| 項目 | LEC | TAC |
|---|---|---|
| 合格者数 | 2024年度一発合格者19名 | 未公表(合格体験記等は豊富) |
| 合格率 | 非公開 | カリキュラム修了者の31.8% |
| 上位合格実績 | 全国1位や上位合格者を多数輩出 | 安定した合格者数を維持 |
| カリキュラム修了者の合格率 | 非公開 | 明確な算定基準に基づく数値を公表 |
| 公式サイト | LEC公式サイト | TAC公式サイト |
TACはカリキュラムを完遂し模試で一定の成績を収めた受講生の合格率が約3割であることを公表しており、真面目に取り組めばどれくらいの確率で受かるかが可視化されています。
さらに、カリキュラム修了者の合格率に注目すると、予備校の教えを守った人が実際に結果を出していることが分かります。
LECは、一発合格者の具体的な人数や、歴代の上位合格者の実績が豊富です。
比較した結論:LECとTACの司法書士講座はどっちがおすすめか?
| 項目 | LEC | TAC |
|---|---|---|
| おすすめのユーザー | 一発合格・就職重視・若い世代 | コスパ重視・効率重視・社会人 |
| 最大のメリット | 圧倒的な実績と 合格後のキャリア支援 | リーズナブルな価格と 分かりやすい教材 |
| 注意点 | 受講料が高く教材費も別途かかる | 就職サポートがLECに比べ手薄 |
| 独自の切り口 | 実務家への最短ルートを提示 | 挫折させない学習の継続性 |
| 公式サイト | LEC公式サイト | TAC公式サイト |
もし、あなたが20代で、何としても一発合格してすぐに大手の司法書士事務所で働きたいと考えているなら、就職支援まで一貫して行っているLECがおすすめです。
受講料は高いですが、見合うだけの情報量とサポート、実務という安心感を買うことができます。
一方で、あなたが働きながら勉強時間を捻出している社会人で、できるだけ初期費用を抑えて、なおかつ分かりやすい教材で無理なく続けたいと考えているなら、TACが最適です。
山本人講師のオートマチックシステムは、難解な法律を驚くほど身近に感じさせてくれます。
実務への接続性を重視するなら「LEC」、学習の継続性を重視するなら「TAC」を選べば、後悔のない予備校選びができるはずです。
